井戸兵庫県知事発言に思う



2008年11月11日更新


今日、『報道ステーション』を見ていて、気になったニュースがありました。
関西の知事の会合があり、その中で、兵庫県の井戸知事が「関東大震災が起こったならば、関西が首都機能の代替をして、それが、関西復権の起爆剤になればいい。」といった趣旨の内容を発言した様です。
それに対して、報道各社が「なんて不謹慎な発言だ!」として非難していました。
「被災民に対して失礼ではないか?」とも・・・・インタビュアーが質問していました。

どこのメディアかは知りませんが、そんな事言う権利は無いはずです。
いままで、非礼・無礼の限りを尽くしてきたのは、東京のメディアではないですか?

阪神・淡路大震災の時、東京のTV各局は一斉に「関東で阪神大震災クラスの地震が起きたらどうなるのか」と、熱心にシミュレーションしていました。

正直、被災地で毎日の生活をどうしようと思っていた僕には、これくらい腹の立つ報道はありませんでした。
無礼、無分別の極みだと感じていました。

周りで沢山の人が亡くなり、政府は無為無策(あの時、当時の村山首相を初めとした自民・社会連合の内閣は何もしなかった・・・・と僕は考えています。)、現場に赴いた人だけが必死になって手を差し伸べていたのを経験していただけにそう思います。

台風の報道もそうですが、東京直撃の台風については熱心に全国放送するくせに、関東圏を外れたらもう蚊帳の外です。
例え東北や、北海道で大きな被害が出ても大した報道にはなりません。

最近、東京キー局の番組が本当につまらなくて、下らなくて、見る気がしなくて、軒並み北海道ローカル局のバラエティ番組のVTRや、DVDを見てしまうのはそのせいでしょう。

小室哲哉や、LIVEDOORの堀江貴文にしても、それまであれほどちやほやしていたメディアが一度不祥事が明るみになった途端、どこもかしこも正義の番人面をして一斉に非難する風潮は許しがたいと思います。

いまの東京中心の日本のメディアのゆがんだ視線を感じるそんなニュースでした。


ちなみに、井戸知事の発言は震災を経験した身としては心情的には理解できます。でも政治家としては失言だと思います。


前のページに戻る

トップページに戻る